L-オルニチン(L- Ornithine)
オルニチンとは?
オルニチン(ornithineOrn)はアミノ酸の一種で、尿素回路を構成する物質の一つ。アルギニンの分解によって生成する。分子式はC5H12N2O2、IUPAC命名法では
25-ジアミノペンタン酸(25-diaminopentanoic acid)と表される。分子量は 132.16。天然型は L体(S体)で、CAS登録番号は
70-26-8 である。D体(R体)のCAS登録番号は 348-66-3、ラセミ体のCAS登録番号は 616-07-9 である。
アルギニンと水との反応によって尿素と共に生成し、カルバモイルリン酸との反応でシトルリンとリン酸になる。また、クレアチン経路を構成する物質であり、グリシンとアルギニンの反応でもグアニジン酢酸とともに生成する。このようにアルギニンの代謝で重要な役割を果たす物質である。その他の代謝としては、オルニチンはオルニチンデカルボキシラーゼの働きによってプトレシンとなる。
オルニチンを人工たんぱく質の材料とする研究が行われたが、オルニチンがラクタム化してしまい以降のペプチド結合が作れなくなってしまったため、失敗に終わった。
ある研究では、オルニチンの大量口径摂取(約13g)で成長ホルモンの増加がみられたという実験を行ったものもあるが、このレポートでは、おなかの調子が優れないという副作用も現れたようである。他にもアルギニンと組み合わせてトレーニングを並行することによりに筋肉量、筋力アップ効果的であったとするレポートもあるが、これには偽薬グループが設定されていなかったので、さらなる研究が必要である。
1 サプリメントとしてのオルニチン
2 オルニチンが含まれる食品
3 関連項目
サプリメントとしてのオルニチン
オルニチンは成長ホルモン誘導体であり、同じアミノ酸の一種のアルギニンとともに、サプリメントに配合されていることがある。
オルニチンが含まれる食品
シジミ
だだちゃ豆
関連項目
アルギニン
リシン
オルニチンの歴史
オルニチンというのは、しじみに含まれていていることが知られていますね。
このオルニチンという成分は、名前こそ解明されてはいませんでしたが、
江戸時代から国民の健康に役立つ食品として役立っていたのです。
しじみを食べれば健康になると、しじみ売りが毎日しじみを売りに歩いたのですが、
その当時から健康への良い効果が注目されていたんですね。
当時の研究書に記録が残っているようです。
オルニチンの歴史はとっても古いということがわかりますよね。
オルニチンは、アミノ酸であるアルギニンの働きを助けることでも、オルニチンの歴史は作られてきました。
アルギニンとオルニチンというのは、双方で相乗効果を発揮しますから、
成長ホルモンの分泌を促して、健康な体へと導いてくれます。
特に成長期の男の子にはとても必要で、成長ホルモンは身長を高くしたり、
頭髪の成長を助けたりすることがわかっていますし、声変わりする際にも沢山必要になる成分です。
成長期以外であっても、オルニチンの働きが体内の代謝を高めてくれたりすることもわかっています。
近年ではオルニチンのサプリメントが発売されているので、
毎日しじみを食べるよりも効率良くオルニチンを摂取することが可能になりましたね。
オルニチン 3 0 [ornithine]
塩基性アミノ酸の一。タンパク質には含まれない。生体内ではオルニチン回路の中間体として尿素生成の促進作用をもつ。
日本化学物質辞書Web
オルニチン
分子式: C5H12N2O2
慣用名: (+)-オルニチン、L-Ornithine、(+)-Ornithine、(+)-L-Ornithine、(S)-2,5-Diaminovaleric acid、5-Amino-L-norvaline、(2S)-2,5-Diaminopentanoic acid、Ornithine、(S)-2,5-Diaminopentanoic acid
体系名: L-Orn-OH、オルニチン、(S)-2,5-ジアミノペンタン酸、(S)-2,5-ジアミノ吉草酸、(+)-L-オルニチン、L-オルニチン、5-アミノ-L-ノルバリン、(2S)-2,5-ジアミノペンタン酸
D‐オルニチン
分子式: C5H12N2O2
慣用名: (-)-オルニチン、D-Ornithine、(-)-Ornithine、(-)-D-Ornithine、(R)-2,5-Diaminopentanoic acid
体系名: (R)-2,5-ジアミノペンタン酸、(-)-D-オルニチン、D-オルニチン
オルニチンの化学構成
生物学用語辞典
オルニチン
英訳・(英)同義/類義語:Orn, ornithine
アミノ酸であるアルギニンの加水分解で尿素と共に生じるアミノ酸の一種で、尿素サイクルのメンバー。
|