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一般に顔(かお)とは、頭部の正面を指す。顔面(がんめん)ともいう。 ヒトの顔には表情があり、言葉を介さずにある程度の感情を表現できる。人間の顔は肌が露出しているが、主に成人男性の顔には髭が生える。横から見た顔は、横顔(よこがお)という。 人間の顔 人間の頭部の正面の大部分を占めるのが顔である。 下は顎の先端から上は頭髪の生え際まで、左右は耳までがほぼ顔である。子供の顔は眉毛以外に濃い毛の生えた面積がない。 女では成長してもほぼそのままであるが、男では口の周りから顎にかけて髭が生える。ただし、その面積は人種によっても、個人によっても大きな差がある。 顔にはが左右に並んでいる。その上に眉がある。眉の上から頭髪までの間が額である。両眉の間は眉間といい、眉間から下にが出ている。の下に口があり、その下が顎である。や唇の左右を頬という。 顔面の役割 顔面が形成されることによるは、一つには両が同一の平面に並ぶことで、両眼視によるより精密な視覚が得られることである。 もう一つは、頭部の可動部分(・口など)を同一面に集めることによる、表情などの視覚情報をより豊かにすることである。人の顔の毛がなくなっているのは、サル類全体にわたる進化の傾向の延長上にあるが、眉毛の発達は、ヒトの段階で新たに身につけたものと思われ、これは明らかに表情に変化をつける役割を担う。 動物の顔 人間になぞらえて、動物に於いても頭部の眼の配置する部分を顔と言うことがある。しかし、顔面という形を持つものは多くない。サルは一般的に顔面を持ち、これはサルの特徴である。原猿類では顔面が毛で覆われているが、真猿類では顔面は、ある程度の範囲で毛を失い、肌が露出する。ヒトのそれはこの傾向のもっとも進んだものと言える。 他のほ乳類では、ネコ類がやや正面に眼が配置し、顔面らしい形を作る。鳥類ではフクロウ類がこれに近い。これらは両眼視で獲物までの距離をとらえる必要から発達したものと思われる。 形や見た 頭が丸いことを「丸顔」、縦長だと「面長顔」や「細顔」など、頭の形を顔で表現する。 また、一時期西洋風の顔立ちのことを「ソース顔」、ベース顔で薄い顔立ちを「しょうゆ顔」などと表現していた。 いずれにせよ、ヒトの美醜を評価する場合、その重要な特徴のひとつは顔の造作であり、美男、美女、あるいは美人、美形という場合、その人物の顔について言われることが多い。どのような形が美しいかは、文化によって、また時代によっても異なる。 顔の大きさと特徴を持った細工物を面、あるいは仮面、マスクという。 顔を使った慣用句 顔はその人物を代表するものとして扱われる。 顔を出す。 その場に登場すること。 顔が広い 交友関係が幅広い様。 顔に泥を塗る 自分の行為の結果として、他人の面をつぶすこと。他人に恥をかかせること。「顔を潰す」、「顔を汚す」もほぼ同じ意味。 また、顔の表情が対人関係において重要であることから表情や感情を指す場合もある。 顔に書いてある 言わなくても、感情や気持ちが表情に出ているさま。 仏の顔も三度 どんなに温厚な人でも、ひどいことをされればいつか腹を立てるものだ。仏様であっても、顔を3回もなでられると腹を立てるということから。 表情や感情の変化によって温度や色が変わることがあることから以下のような言葉もある。 顔色(かおいろ)をうかがう。 相手の気持ちを読もうとする。 顔色(がんしょく)を失わせる。 驚きによって表情が失われる。 顔から火が出る ひどく恥ずかしい思いをする。恥の感情のあまり顔が火照る様子を、火が出たことになぞられた言い方。 顔に紅葉を散らす 女性などが恥ずかしがって顔を赤らめること。 この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||