アミノ酸(Amino Acids)
アミノ酸(-さん amino acid)とは、広義には(特に化学の分野では)、アミノ基とカルボキシル基の両方の官能基を持つ有機化合物の総称である。一方、狭義には(特に生化学の分野やその他より一般的な場合には)、生体の蛋白質の構成ユニットとなる「α-アミノ酸」を指す。
動物が体内で合成できないアミノ酸を、その種にとっての必須アミノ酸と呼ぶ。必須アミノ酸は動物種によって異なる。
アミノ酸というのは、常に私たちの体を支えてくれている大切な成分です。
私たちが食事をした後に、体が消化してくれますが、このときに消化酵素という働きが消化を助けています。
また、運動をしたりしてエネルギーを使うときには、エネルギー酵素が沢山使われています。
この二つの酵素は、元々は一つの酵素で、状況に応じて使い分けられているのですが、酵素を作り出しているのがアミノ酸なんです。
だから、運動してダイエットを…というときに、エネルギーを沢山消費するためにアミノ酸が必要なんですね。
アミノ酸が不足してしまっていれば、どんなに運動をしてもエネルギーを効率良く消費することが出来ませんし、
疲労によって乳酸ばかりが蓄積されてしまいます。
体の代謝を高めるためには、アミノ酸は必須です。
アミノ酸は海藻などに豊富に含まれているのですが、毎日食べるという人は少ないですし、摂取量が足りていない事がほとんどです。
日頃からアミノ酸のサプリメントを摂取するようにしておけば、いつでもエネルギーをきちんと消費する事が出来ますよね。
また、アミノ酸というのは、細胞を綺麗に浄化してくれる働きも持っていますから、活性酸素から細胞を守ってくれます。
日頃から必要な必須アミノ酸というのは、沢山ありますから、個別に摂取するのは難しいために、サプリメントでの摂取が推奨されています。
アミノ酸を摂取していると、体がどんどん健康になっていくのを実感することが出来ると思います。
アミノ酸の歴史
アミノ酸、この成分は実際栄養ドリンクなどでもよく見ますよね。
生活になじみのある成分ともなっています。
人間の体の20%はアミノ酸で構成されていますし、人間に必須な成分です。
このアミノ酸は栄養成分として最古のものと言われています。
アミノ酸の発見は古く、1806年まで遡ります。
フランスの化学者L・N・ボグラン氏とP・N・ロビゲ氏がアスパラギンを発見しました。
そして1866年に有名なグルタミン酸が小麦から発見されています。
ちなみにタンパク質を構成するアミノ酸の種類は20種類、そのうち必須アミノ酸は9種類あります。
その他は非必須アミノ酸ですね。
それらは構造によって分岐鎖アミノ酸、芳香族アミノ酸、異節環状アミノ酸の3つに分類されます。
必須アミノ酸は骨や筋肉の成分でもありますし、神経伝達物質の原料にもなります。
まさに人間にはなくてはならない物質ですね。
アミノ酸はタンパク質以外にも存在しています。
他に甘み成分となるものもありますね。
自然に存在するアミノ酸は全部で500種類以上です。
構造
α-アミノ酸とはカルボキシル基が結合している炭素(α 炭素)にアミノ基も結合しているアミノ酸であり、RCH(NH2)COOH という構造を持つ。R が水素 (H) であるグリシン以外のアミノ酸では、α 炭素へのアミノ基やカルボキシル基などの結合様式が立体的に2通り可能で、それぞれ
D 型、L 型の光学異性体として区別される。生体の蛋白質は α-アミノ酸のポリマーであるが、基本的に L 型のものだけが構成成分となっている。D型は天然では細菌の細胞壁の構成成分やある種の細胞などに存在が見出されている。生体の蛋白質はほとんどの場合、R
で表記した側鎖の違いによる20種類のアミノ酸からなる。個々のアミノ酸はこの側鎖の性質によって、親水性・疎水性、塩基性・酸性などの性質が異なる。
タンパク質を構成するアミノ酸の分類
- 中性アミノ酸
- 脂肪族アミノ酸
- グリシン
- アラニン
- 分枝アミノ酸
- ヒドロキシアミノ酸
- 含硫アミノ酸
- 酸アミドアミノ酸
- イミノ酸
- 芳香族アミノ酸
- 酸性アミノ酸
- 塩基性アミノ酸
略号
以下に、蛋白質を構成するアミノ酸と、蛋白質を記述する際に用いられる略号を示す。
アミノ酸 |
3文字略号 |
1文字略号 |
アラニン |
Ala |
A |
アルギニン |
Arg |
R |
アスパラギン |
Asn |
N |
アスパラギン酸 |
Asp |
D |
システイン |
Cys |
C |
グルタミン |
Gln |
Q |
グルタミン酸 |
Glu |
E |
グリシン |
Gly |
G |
ヒスチジン |
His |
H |
イソロイシン |
Ile |
I |
ロイシン |
Leu |
L |
リシン(リジン) |
Lys |
K |
メチオニン |
Met |
M |
フェニルアラニン |
Phe |
F |
プロリン |
Pro |
P |
セリン |
Ser |
S |
スレオニン(トレオニン) |
Thr |
T |
Tryptophan |
Trp |
W |
チロシン(タイロシン) |
Tyr |
Y |
バリン |
Val |
V |
多くの蛋白質は上記の20種類のアミノ酸からなるが、ある種の蛋白質にはセレノシステイン、ピロロリジンなどの特殊なものも含まれる。
上に挙げた22種類のアミノ酸は、蛋白質合成時に遺伝情報に基づいて連結される。また、上記のほかに蛋白質合成後に修飾を受けて作られるアミノ酸も存在する。例えば以下のようなものである。
- シスチン ? システイン2分子が酸化されて生成する。
- ヒドロキシプロリン、ヒドロキシリジン ? ゼラチン、コラーゲンに含まれる。
- チロキシン ? 蛋白質に含まれる。
- O-ホスホセリン ? カゼインなど、多くのリン蛋白質に含まれる。
- デスモシン ? エラスチンやコラーゲンに含まれる。
蛋白質に含まれないアミノ酸として、以下のようなものも存在する(こうしたアミノ酸を総称して異常アミノ酸と呼ぶこともあるが、必ずしも適切な命名ではないという批判もある)。
- β-アラニン ? 中に存在する。
- サルコシン ? ある種のに含まれる。N-メチルグリシンに相当する。
- オルニチン ? 尿素回路の中間体。
- クレアチン ? 中に存在する。
- γアミノ酪酸 ? 伝達物質。GABA とも呼ばれる。
- オパイン ? アグロバクテリウムのエネルギー源に利用される。
その他のアミノ酸
天然に産する広義のアミノ酸の中には、旨み成分や、薬物として作用するもの、そして毒となるものがある。
- テアニン ? 茶の旨み成分。
- イノシン酸 ? 核酸の一種。肉、鰹節などの旨み成分。
- グアニル酸 ? 核酸の一種。シイタケの旨み成分。
- トリコロミン酸 ? 核酸の一種。ハエトリシメジの旨み成分。
- カイニン酸 ? 海人草の薬用成分。
- ドウモイ酸 ? 貝毒の毒成分。
- イボテン酸 ? テングタケなどの毒成分。
- アクロメリン酸 ? ドクササコの毒成分。
アミノ酸の合成
いわゆる異常アミノ酸の中にも重要な生理活性を持つものは数多く存在し、また医薬にもD体または非天然型のアミノ酸は数多く使われている。このためアミノ酸の合成(特に不斉合成)は需要が高く、種々の方法が提案されている。
古くから用いられているアミノ酸の合成法としてストレッカー反応がある。アルデヒドとアンモニア・シアン化水素の3成分縮合によってα-アミノニトリルを合成し、この加水分解によりアミノ酸を得るというものである。
他にα-ハロカルボン酸とアミンの反応、グリシンのα位のアルキル化などによる方法も知られており、不斉合成に関しても様々な手法が提案されている。
アミノ酸は、タンパク質の素材としての、そして、代謝の中間体としての中心的な役割を演じます。タンパク質の範囲内で見つかる20のアミノ酸は、巨大な多数の化学融通性を伝達します。
特定のタンパク質の、正確なアミノ酸含有量(そして、それらのアミノ酸の配列)は、そのタンパク質をコード化する遺伝子で、ベースのシーケンスで測定されます。タンパク質のアミノ酸の化学的性質は、タンパク質の生物活性を決定します。タンパク質が生きている細胞で反応の全て(または最も多くの)に触媒作用を及ぼすだけでないというわけではありません、彼らは実質的に全く細胞プロセスを制御します。そのうえ、そのタンパク質がどのように三次元構造と結果として生じる構造の安定性に折り重なるかについて決定するために、タンパク質は彼らのアミノ酸配列の範囲内で必要な情報を含みます。タンパク質折りたたみと安定性のフィールドは、長い間研究のきわめて重要な領域で、今日、大きな未解決のミステリーの1つのままです。しかし、それは活発に調査されています、そして、進展は毎日なされています。
我々がアミノ酸について学んで、アミノ酸構造と特性を理解するより重要な理由の1つがタンパク質構造と特性を理解することができることであることを心にとめておくことは重要です。我々はそれを見ます非常に複雑な特徴さらに小さな、比較的単純な、タンパク質はタンパク質から成るアミノ酸の所有物の合成物です。
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必須アミノ酸
人間は、20のアミノ酸の10を生産することができます。他は、食物で供給されなければなりません。10の必須アミノ酸(我々が作ることができないそれら)の1つの十分な量さえ得ることに関する怠慢は体のproteins―muscleの退廃に終わります、そして、forth―toは必要である1つのアミノ酸を得ます。脂肪と澱粉とは異なり、アミノ酸は毎日食物でなければならない後のuse―theに備えて、人体は過剰なアミノ酸をたくわえません。
我々が生産することができる10のアミノ酸は、アラニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、プロリン、セリンとチロシンです。チロシンはフェニルアラニンから作り出されるので、ダイエットはフェニルアラニンが不足しているならば、チロシンは同様に必要とされます。必須アミノ酸は、アルギニン(大人のためにでなく、若者のために必要な)、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、トリプトファンとバリンです。これらのアミノ酸は、ダイエットにおいて必要とされます。植物は、もちろん、すべてのアミノ酸を作ることができなければなりません。他方、人間すべてを持つというわけではありませんアミノ酸の全ての生合成のために必要な酵素。
なぜこれらの構造と特性を学びますか?
生命科学のすべての研究家がよく構造とアミノ酸と生体分子の他の素材の化学作用を知っていることは、重要です。さもなければ、考えるか、賢明にタンパク質と酵素または核酸について話すことは、不可能です。
アミノ-さん 0 【―酸】
塩基性のアミノ基 ‐NH2 と酸性のカルボキシル基 ‐COOH とをもつ有機化合物の総称。タンパク質の構成単位で、タンパク質を加水分解して得る。アミノ基とカルボキシル基が同一の炭素原子に結合したα-アミノ酸が最も重要で、タンパク質を構成するアミノ酸はすべてα-アミノ酸である。グリシン・アスパラギン・グルタミン酸・リシンなどが代表的なもの。
→蛋白質(たんぱくしつ)
生物学用語
アミノ酸
英訳・(英)同義/類義語:amino acids, amino acid
一般的にはアミノ基(-NH2)を持つカルボン酸の総称。カルボン酸の結合した炭素原子を中心に見たアミノ基の結合部位により、アルファアミノ酸などとよぶ。
「生物学用語」の他の用語
化合物名や化合物に関係する事項: アフラトキシン アブシジン酸 アヘン誘導体 アミノ酸 アミロプラスト アミロペクチン アミロース
分子生物学用語
アミノ酸
アミノ酸
アミンとカルボン酸を有する有機分子。生体内では核酸でコードされる20種類のアミノ酸を含め、様々なアミノ酸が存在する。
遺伝子にコードされるアミノ酸
Amino acid Abbr. Amino acid Abbr.
アラニン Ala,A ロイシン Leu,L
アルギニン Arg,R リジン Lys,K
アスパラギン Asn,N メチオニン Met,M
アスパラギン酸 Asp,D フェニルアラニン Phe,F
システイン Cys,C プロリン Pro,P
グルタミン酸 Glu,E セリン Ser,S
グルタミン Gln,Q スレオニン Thr,T
グリシン Gly,G トリプトファン Trp,W
ヒスチジン His,H チロシン Tyr,Y
イソロイシン Ile,I バリン Val,V
分類
必須アミノ酸
生体内の代謝で新たに合成できないアミノ酸は摂取しなければいけません。ヒトの場合、以下の8種類のアミノ酸を必須アミノ酸と呼びます。
リジン(Lys) メチオニン(Met) スレオニン(Thr)
イソロイシン(Ile) ロイシン(Leu) バリン(Val)
フェニルアラニン(Phe) トリプトファン(Trp)
また、アルギニン(Arg)やヒスチジン(His)も含める場合もあります。発達していない幼児の場合には代謝が追いつかず不足するからです。
非必須アミノ酸
必須アミノ酸に含まれないアミノ酸は、代謝反応で合成されます。
アミノ酸 前駆体、中間体や酵素のメモ
アラニン ピルビン酸からアミノトランスフェラーゼで
アスパラギン酸 オキサロ酢酸
アスパラギン オキサロ酢酸→アスパラギン酸
グルタミン酸 αケトグルタル酸
グルタミン αケトグルタル酸→グルタミン酸
プロリン αケトグルタル酸→グルタミン酸→グルタミン
アルギニン αケトグルタル酸→グルタミン酸→グルタミン→オルニチン
セリン 3-ホスホグリセリン酸
グリシン 3-ホスホグリセリン酸→セリン
システイン メチオニン
チロシン フェニルアラニン
ヒスチジン ホスホリボシル二リン酸(PRPP)
光学異性体
アミノ酸は、鏡像体であるL-型とD-型があり、遺伝子にコードされているアミノ酸(tRNAに結合しているアミノ酸)はL-型です。L-型かどうかは、α炭素の水素を手前にして’CORN‘と覚えておくと良いでしょう。(左からCO,
側鎖(R), NH2になっている) 左下にあるL-アラニンをマウスで回転させて確認してみてください。
L-アラニン
水素を手前にしてCO-R-N
遺伝子でコードされて合成されるポリペプチドやタンパク質は、リボソームでL型アミノ酸が縮合されます。一方、抗生物質のように、D型アミノ酸を含むポリペプチドは、NRP(非リボソームポリペプチド合成系)1)という多酵素複合体で合成されます。
バイテク用語
アミノ酸
【英】: Amino Acid
生物体の源となる栄養分。筋肉や皮膚等、生物の体を作っている成分はタンパク質で、そのタンパク質を構成しているのがアミノ酸である。
20種類のアミノ酸(バリン、ロイシン、イソロイシン、アラニン、アルギニン、グルタミン、リジン、アスパラギン酸、グルタミン酸、プロリン、システイン、スレオニン、メチオニン、ヒスチジン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、アスパラギン、グリシン、セリン)から自然界のタンパク質が構成されており、どのアミノ酸もアミノ基(-NH2)とカルボキシル基(-COOH)をもつが、その他の構造が変わることにより、アミノ酸の種類も変わってくる。タンパク質は、その種類によってアミノ酸の結合順序が異なり、生物がタンパク質を形成するときは、アミノ酸を一定の結合順序でつなげていくシステムが必要になる。この一定の結合順序は、タンパク質の設計図である遺伝子の配列に由来する。
また、動物の体内で変換できないアミノ酸を必須アミノ酸、変換できるものを非必須アミノ酸という。
必須アミノ酸として、トリプトファン、メチオニン、リジン、フェニルアラニン、ロイシン、イソロイシン、バリン、スレオニン、ヒスチジンの9種類がある。
生物体の源となる栄養分。筋肉や皮膚等、生物の体を作っている成分はタンパク質で、そのタンパク質を構成しているのがアミノ酸である。
20種類のアミノ酸(バリン、ロイシン、イソロイシン、アラニン、アルギニン、グルタミン、リジン、アスパラギン酸、グルタミン酸、プロリン、システイン、スレオニン、メチオニン、ヒスチジン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、アスパラギン、グリシン、セリン)から自然界のタンパク質が構成されており、どのアミノ酸もアミノ基(-NH2)とカルボキシル基(-COOH)をもつが、その他の構造が変わることにより、アミノ酸の種類も変わってくる。タンパク質は、その種類によってアミノ酸の結合順序が異なり、生物がタンパク質を形成するときは、アミノ酸を一定の結合順序でつなげていくシステムが必要になる。この一定の結合順序は、タンパク質の設計図である遺伝子の配列に由来する。
また、動物の体内で変換できないアミノ酸を必須アミノ酸、変換できるものを非必須アミノ酸という。
必須アミノ酸として、トリプトファン、メチオニン、リジン、フェニルアラニン、ロイシン、イソロイシン、バリン、スレオニン、ヒスチジンの9種類がある。
・ タンパク質
・ アミノ酸
・ 遺伝子
健康関連用語
アミノ酸(アミノサン)
人間のカラダの細胞、ホルモン、酵素などを形成する他、カラダにとって様々な重要な機能を担っています。人の体の2割はアミノ酸です。
健康用語
アミノ酸
読み方:あみのさん
三大栄養素のひとつであるたんぱく質を構成する有機化合物。20種類あるが、ひとつでも欠けるとたんぱく質を合成できない。
三大栄養素のひとつであるたんぱく質を構成する、20種類の有機化合物のこと。ひとつでも欠けるとたんぱく質を合成することができません。人体を構成する要素としては60%を占める水に次いで多く、残り約40%のうちのおよそ半分を占めています。20種類のアミノ酸のうち、人や動物が体内で作ることのできない9種類を必須アミノ酸、体内で糖質や脂質から作り出すことのできる11種類を非必須アミノ酸と呼んでいます。
必須アミノ酸はイソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン(スレオニン)、トリプトファン、バリン、ヒスチジン、非必須アミノ酸はチロシン、システイン、アスパラギン酸、アスパラギン、セリン、グルタミン酸、グルタミン、プロリン、グリシン、アラニン、アルギニンとなります。
必須アミノ酸はたんぱく質として食事から摂らなければなりませんが、通常の食事をしていれば不足することはありません。
エイズ関連用語
アミノ酸
Amino acid
【概要】 蛋白質を構成する最小の単位の窒素を含む酸で22種類ある(例:アスパラギン酸)。窒素と炭素がつながる基本構造があり枝葉がついている。アミノ酸が数個〜数十個つながるとペプチドと呼ばれる。もっと多くなるとポリペプチド、さらに50個以上につながったら蛋白質となる。DNAに書き込まれている遺伝子情報は、すべて蛋白質を作ったり調節したりする情報である。
《参照》 DNA、 遺伝子
馬の用語
アミノ酸
読み方:あみのさん
【英】:amino acid
ひとつの分子にアミノ基(NH2)とカルボキシル基(COOH)を持つ化合物。タンパク質を構成する要素で、リジン、メチオニン、トリプトファン、バリン、ヒスチジン、フェニルアラニン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、アルギニン、アラニン、シスチン、グリシン、チロシンなど20種以上にもおよぶ。生体内で合成できないアミノ酸(必須アミノ酸)は、飼料から摂取する必要がある。
日本酒用語
アミノ酸(あみのさん)
アミノ基(−NH2)とカルボキシル基(−COOH)をもつ化合物の総称であって、蛋白質の構成成分である。アミノ酸のなかで最もよく知られているのはグルタミン酸であり、グルタミン酸ナトリウムの形で調味料として使われる。清酒中には19種のアミノ酸が定量されているが、これらのアミノ酸は、甘味、旨味、酸味、苦味などをもっている。アミノ酸が多い酒はゴク味が豊かであるが、多すぎれば雑味が多くなり、少なすぎれば味がうすくなる。
お菓子の
アミノ酸
・蛋白質を加水分解するとき、最終的に生じる化合物の事。アスパラギン酸、アラニン、グリシン、グルタミン酸・・・等20数種が知られている。水に溶け、低級アミノ酸は甘味があり、分子量が大きくなると苦味、渋味が増す。
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